株式会社 明治
執行役員 情報システム部長(インタビュー当時)田中 弘幸 様
アイズ・イノベーション社との仕事は、1990年代後半の弊社(旧明治乳業)の市乳事業の業務改革の取り組みから始まりました。
それまで全国に地区ごとに分散していたロジスティクスセンターを、東西二つのセンターに統合し、迅速で柔軟な生産・物流体制を確立する計画でした。
この取り組みに弊社担当者と各物流拠点や生産現場で、現状分析からあるべき姿の策定、システム開発計画、導入計画、教育まで多岐にわたり協力して業務を進めてもらい、計画達成の大きな支援をしてもらいました。
アイズ・イノベーション社の業務に対する姿勢は、常に現場重視で我々ユーザーと同じ視点に立ち共に考え・工夫し、目的の機能を実装していくというものでした。
第三者的にコンサルティングを行うだけでなく、業務改革の推進パートナーとして、時に厳しく、時に異なる視点から固定観念を打破する提案をし、実利のある業務改革を進めてもらいました。
我々も、彼らの分析手法や業務フロー構築の方法等多くの技能を、業務を通して学び、ここから生まれたシステム開発手法を、弊社の標準として現在も活用し、現在も継続している日々の開発業務で、さらにブラッシュアップし続けています。
このような国内の業務だけでなく、海外においても国内で培った業務経験を生かして、現地の業務環境に対応できるグループを派遣してもらい、多くの困難な課題を克服しながら、新規事業を立ち上げる基礎となるシステム基盤や業務環境の構築を支援してもらいました。
この様に、アイズ・イノベーション社は、調達から生産・物流・会計までのすべてのサプライチェーンの業務知識・経験を持つばかりでなく、国内外のあらゆる環境においてもユーザーの立場に立った改革を提案できる有力なパートナー企業です。
今後も弊社は共にオープンイノベーションを進めていく重要なパートナーであると考えています。